リニア・鉄道館の『ここが変わった!』

リニア・鉄道館の展示は、いろいろなところが変化しています。リピーターの方でも簡単には気づかない場所もたくさんあります。
主な変化についてご紹介いたします。

  • 01
  • 700系新幹線の展示開始

2014(平成26)年1月から展示開始した700系新幹線の入れ換えの様子をご紹介します。


1:オープンから展示していた300系新幹線


2:搬出のために他の車両や展示も一時撤去しています


3:手で押して外へ出します


4:シートを掛けられた700系新幹線


5:手で押して中へ搬入します


6:新たに展示開始した700系新幹線

  • 02
  • N700系新幹線の展示開始

2019(令和元)年7月から展示開始したN700系新幹線の入れ換えの様子をご紹介します。

1.117系電車の搬出


入れ換え前の117系電車


ワイヤーで引っ張って出します


クレーンで吊り上げます 


トレーラーに載せます

2.クロ381形式電車の搬出


入れ換え前のクロ381形式電車


同様に引っ張って出し、トレーラーに載せます

3.N700系新幹線、クハ117形式電車の搬入


運搬した車両を吊り上げて台車に載せます


ワイヤーで所定位置まで搬入します


新たに展示開始したN700系新幹線


クハ117形式電車が収蔵車両エリアにて展示開始

  • 03
  • ホジ6014号蒸気動車が重要文化財に指定

この車両は1913(大正2)年に製造された現存する唯一の蒸気動車です。鉄道の歴史を後世に伝える貴重なもので気動車の始祖と言えます。廃車後は博物館明治村等での公開展示を経てリニア・鉄道館にて常設展示となり、2019(令和元)年7月23日、文化財保護法による重要文化財に指定されました。

その他にも熱田駅付近に設置されていた踏切や旧名古屋駅に設置されていた大時計の復元など、いろいろな展示物が増えています。
キッズコーナーも広くなり、新しく設置したリニアすべり台は大人気です。

  • 熱田駅付近に
    設置されていた踏切
  • 旧名古屋駅の大時計
  • 拡張されたキッズコーナー

オープン後の主な変更箇所一覧

シンボル展示エリア C62 17 「つばめ」のヘッドマークを取付
運転席外側下部に、仕業番号札を挿入
国鉄バス第1号 行先字幕を「岡崎行」とするとともに、字体も修正
ラジエターキャップを取付
MLX01-1 ガイドウェイにモニターを取付
C62 17付近 機関車番号版を展示
2階 300系グリーン車腰掛から700系グリーン車とN700系普通車腰掛へ変更
N700Sプロジェクションマッピングの設置
車両展示エリア 100系168-9001 階段踊り場にメニューを掲示
テーブル上にテーブルクロスや食事や食器を載せて食堂車を再現
クハ381-1 ヘッドマークを点灯
クハ111-1 行先字幕を本物に取替
ED11 2 標識灯を取付
C57 139付近 機関車給水柱の設置
オハ35 206 室内灯具グローブを取付
その他1階 鉄道ジオラマ 毎月、フィギュアなどが常に小変化を続けている。
テレビ塔、JRゲートタワーを追加。
花火、熱気球、遊覧船、中央新幹線「名古屋駅」の追加、等
新幹線シミュレータ
「N700」
操作者以外も走行区間・速度を知ることができるよう、
運転台モニターをシミュレータ後方に追加
N700Aに合わせて、285km/h対応とした
超電導リニア展示室 ミニシアターの椅子をN700系用から超電導リニアL0系用に変更
山梨リニア実験線の地形模型、L0系先頭車両模型を追加
リニア開発の年表内に小さなモニターを取付
ギネス認定証(L0系603km/h)を展示
南アルプストンネル(山梨工区)起工式で使用された鍬を展示
収蔵車両エリア TR70形式 三軸ボギー台車の展示
鉄道のしくみ
(新幹線の一日)
「ダイヤの変遷」を紹介映像に組み込んで一体化して紹介
新制服導入等に伴う紹介映像更新
鉄道のしくみ
(車両の検査・保守)
浜松工場の新ライン稼働に伴う映像更新
鉄道のしくみ
(自動改札機)
在来線のものから新幹線用のものに変更
鉄道のしくみ
(新幹線の一生)
N700S紹介コーナーを展示
鉄道のしくみ
(架線展示)
ヘビーシンプル架線展示に切替
技術展示コーナー 各メーカー技術の紹介
その他2階 センターデッキ 1999年12月竣工当時のJRセントラルタワーズ及びその周辺模型の展示からリニアNゲージ模型に変更

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